わくわくTRIP

楽しかったこと、嬉しかったこと、役立ったことを発信します。

ANAマイルを最大限に有効活用する旅の話

こんにちは。こじまです。

 

私は以前の記事でも申し上げたように、ANAがお気に入りの航空会社です。

LCCではなく、あえて少し価格帯が高いレガシー系の航空会社を利用するメリットとしては、サービスの質に加え、マイレージプログラムがあるという点が大きいです。

例えば、ANAはローシーズンなら、羽田⇔大阪片道5000マイルで手配できたり、羽田⇔ソウル往復12000マイルで手配できます。

今回は、このマイルで特典航空券を手配する上で、私が手配した航空券の例を用いて、1マイルあたりの価値を高める方法をお届けしたいなと思います。

 

 

 

1マイルの価値

羽田⇔大阪の片道航空券は、時期やタイミングによりますが、おおよそ1万円前後で手配できます。特典航空券で手配するとなると、ローシーズンで5,000マイルです。

この場合、1マイル=2円の価値となります。

羽田⇔ソウル(金浦)の往復航空券は、これも時期とタイミングや期間によりけりですが、おおよそ35,000円前後です。特典航空券で手配すると、12,000マイルです。

この場合、1マイル=3円の価値となります。

同様の区間ビジネスクラスで手配すると、12万円前後で、特典航空券の場合、25,000マイルです。

この場合、1マイル=5円の価値になります。

(国際線は往復航空券のみの取り扱いです。)

 

結論から言うと、1マイルの価値を高めるには、国内線より国際線の方が良く、さらに、国際線でもエコノミーよりビジネスクラスで手配することが、効率の良いマイル使用方法となります。

まあ、高い航空券の方が1マイルあたりの価値は高いよ、という当たり前の話ですね。

 

 

国際線の特典航空券で国内旅行!?

ここから本題に参ります!まずは下記のEチケットをご覧ください。

f:id:hiroki-vk:20171217235521p:plain

大阪⇒札幌、札幌⇒名古屋、名古屋⇒香港、香港⇒東京、羽田⇒宮古島宮古島⇒大阪という6便をANAマイルの特典航空券で手配してみました。

国内⇔香港の往復特典航空券だけで17,000マイルです。そこに、4便の国内線をつなげています。

さて、こちらの旅程は何マイル必要なのでしょうか。。。

 

答えはこちら。

f:id:hiroki-vk:20171218000330p:plain

なんと、17,000マイル!!!国内⇔香港の往復マイルしかとられていません。

(空港使用料や出国税等で別途支払いはあり。)

 

国際線の場合、24時間以内の国内滞在なら乗り継ぎ扱いに!

国際線は、就航空港がそこまで多くありません。ANAなら、羽田、成田、名古屋、関空に絞っています。

その他の地方に住む人は、必然的に上記4空港へ向かう航空券も必要になりますね。(札幌に住む人なら、札幌⇒成田⇒海外、など。)

そのような人だけ必要マイル数が増えるのは、公平性に欠けるということで、国内線乗り継ぎは、往路で2回、復路で2回の計4回までならOK!とされているのです。

(ただし、ストップオーバーと呼ばれる、24時間以上の滞在は、原則禁止とされています。)

 

私の航空券の場合は、往路が神戸⇒香港便(札幌22h30min乗継、名古屋20h30min乗継)、復路が香港⇒関空便(羽田6h10min乗継、宮古島21h50min)という扱いになっているわけです。

24時間以上滞在すると乗り継ぎ扱いではなくなるためエラーが出るので、24時間に満たないよう、ぎりぎりの航空券を探しました。

「香港旅行に、日本の北端から南端の旅を付け加える!」というのが目標だったため、北海道と沖縄に立ち寄ることにこだわりました。

宮古島石垣島はとにかく便数が少なく、24時間ルールもあるため、この航空券の手配は本当に大変でしたが、エラーなしで手配できた瞬間は本当に嬉しく、思わず脱力しました。笑

 

この旅程の1マイルの価値は、、?

f:id:hiroki-vk:20171218002602p:plain

まったく同じ便を、マイルを使わず通常手配した場合は、諸費用抜きで129,100円でした。この旅程が17,000マイルです。

1マイルの価値は、、約7.6円!!!完全にコスパよし!!

国際線の特典航空券は、単純往復ではもったいないですね!

 

ルールがややこしい

この乗り継ぎテクニックは、とにかくルールがややこしいです。一例を挙げると

・国内線乗り継ぎは往路復路それぞれ2回まで

・国内線乗り継ぎはそれぞれ24時間以内

・出発地点ないし到着地点を乗り継ぎに使ってはいけない(大阪⇒沖縄⇒大阪⇒香港などは不可)

といった内容です。

細かい内容はANAホームページに記載されていますが、明らかにルール上手配可能なはずなのに、なぜかエラーが出る、という現象も何度も起こりました。

はっきり言って、運だと思うので、少し変わった(狂った?)旅がしたい方はぜひともエラーと戦ってオンリー1の旅程を見つけてみてください!

 

まとめ

完全に暇人向けの特典航空券の効率的な利用法の紹介でした。

効率的というか、なんだか無理やり乗り継いで、けちくさい気もしますが、私にとって香港旅行に北海道&宮古島旅行を付け加えられることと、名古屋や東京の友人に会いに行けることは大きいです。

24時間以内の滞在という制約があり、かなりハードな旅にはなりますが、楽しみたいと思います!

今回は、直行便も存在する大阪⇔香港の往復なのに、札幌、名古屋、東京、宮古島を乗り継ぎ地とする、はっきり言ってわけのわからない旅程を組むことができました。

しかし、普通に考えると、地方在住者のためにつくられた国内線乗り継ぎマイル不要というルールに、関西在住者が乗っかるというのはあまりよろしくない気もします。

そのうち、この国内線乗り継ぎ旅行のテクニックは制限されるでしょう。(実際JALでは不可能です。)

今はまだ手配できたので、存分にANAの空の旅を楽しみたいと思います。

また大阪⇒札幌⇒名古屋⇒香港⇒東京⇒宮古島⇒大阪旅行が終わったときに、感想をまとめたいと思いますので、ぜひご覧ください!