わくわくTRIP

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シンガポールの地下鉄MRT、香港の地下鉄MTRのフリーパスをカード購入してみた話

こんにちは。こじまです。

近年、世界の決済スタイルは変わってきています。私が最近訪れたシンガポールや韓国、香港はほとんど財、サービスをクレジットカードで決済できます。

日本は総決済に占めるカード決済の割合が約16%ですが、例えば韓国なら政府主導でカード決済を推奨していき、その割合は7割を超えます。

私はポイント還元や、保険、旅行サポート等クレジットカードの恩恵を受けまくっており、カード決済できるものは極力カードで、と考えています。(スマートなことには目がないので笑)

そんな電子決済化が進むアジアNIES諸国においても未だに現金が使われているのが、鉄道です。

今回は現金オンリーなイメージが強い鉄道で、カード決済を行ってみたので、紹介したいと思います。

ちなみに香港市街地に向かうのに不可欠なエアポートエクスプレスのチケットはKLOOKというオンライン予約サービスを経由することで、約35%OFFで購入することができます。その方法も以前の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

KLOOKを使って香港エアポートエクスプレスにお得に乗る話 - わくわくTRIP

 

 

アジアNIES諸国の鉄道はどんな感じ?

韓国、シンガポール、香港は、地下鉄が主な近距離移動手段になっています。

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シンガポールの地下鉄MRT。

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香港の地下鉄MTRシンガポールのMRTと似すぎている。

そして、日本は切符を購入する人も一定数いますが、これらの国はほぼ全員がICカードを使います。韓国ならT-money、シンガポールならez-link、香港ならOCTOPUSというICカードがあり、これらはショッピングにも使える非常に汎用性の高いICカードとなっています。

当然日本人もこれらのICカードを使うことができるのですが、私は極力これらを使わないようにしています。理由は、

1.デポジットが必要

2.購入後3か月以内の払い戻しは手数料をとられる(in香港)

3.原則現金チャージのみ

が挙げられます。特に、海外で極力現金を持ちたくない私にとっては3がネックです。

アジアNIES諸国の鉄道は日本よりもはるかに安く、フリーパスなどを購入すると割高になることさえあるのですが、フリーパスの場合、カード決済できる場合があります。

今回は、シンガポールと香港でカード決済のためだけに鉄道のフリーパスを購入したので、その様子を記そうと思います。

 

シンガポールのTourist Passの購入方法

ツーリストパスはシンガポールの地下鉄、MRTに乗り放題になるパスです。

1day:20$、2days:26$、3days:30$(デポジット10$を含む)があります。

チャンギ国際空港で購入することができ、デポジットの返却も、チャンギ国際空港で行うことができます。帰り際にできるのはいいですね。

ANA等が使うターミナル2を降りると、Ticket officeの案内があります。f:id:hiroki-vk:20171116171607j:plain

左へ進むとTicket officeが見つかりました。

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ツーリストパスは外国人だけ買うことができます。私は3daysのツーリストパスを購入。30$です。

クレジットカードで購入すると、0.5$(約45円)の手数料がかかります(カード請求代金は日本円で約2,600円でした)。しかし、ポイント還元を考えると、現金を用意して購入するよりはカード決済の方がややお得だと思い、カード決済しました。ちなみにJCBとMASTERが対応していました。
30$のうち10$はデポジットなので、最終日に空港のTicket officeへ行けば現金として返ってきます。3日間交通費を気にせず、実質20$は安いですね。

乗るときは、改札でタッチするだけ。簡単です。

 

香港のTourist Day Passの購入方法

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 Tourist Day Passは、香港の地下鉄MTRに1日乗り放題になるパスです。65HK$(約1,000円)です。

1日といっても〇月〇日、ではなく、使いだした瞬間から24時間なので、無駄なく利用することができます。

空港のカウンターで購入可能です。しかし、私はなるべく購入時間を削りたかったので、日本で事前にオンラインでカード決済していました。今回はそのオンライン決済方法と、パスの受け取りをお伝えします。

 

オンラインカード決済の方法

まず、下記のMTRのTourist Day Passのサイトにアクセスします。

MTR > Tourist Tickets

すると、こんな画面に移ります(以下スマートフォンの画面で説明します)。

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2.Online Purchaseをタップしてください。

するとこの画面に移ります。

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 Quantity(数量)を入力して、Order(注文)をタップします。

すると、確認画面に移ります。

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 Total(合計金額)を確認し、Check Out(手続き)をタップします。

すると、個人情報入力画面に移ります。

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Name(名前)、Country0(国籍)、Contact No.(電話番号)、Email Address(メールアドレス)を入力します。最後のAsia Miles  Membership Numberは空欄でOKです。入力を終えたらNEXT(次へ)をタップします。

すると、確認画面に移ります。

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間違いがなければ、CONFIRM(確認する)をタップしてください。

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「支払い進行に少々時間をいただきます、そしてネット接続を安定させておく必要があります。ブラウザやアプリを閉じないでください。」と出ます。

OKをタップしましょう。

少々待つと、この画面が出ます。

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ここからは、クレジットカード情報の入力です。VISA、MASTER、銀聯(UnionPay)が使えます。使いたいカードブランドのロゴをタップしてください。

すると、入力画面に移ります。

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指示されたカード情報を入力し、Submit(提出する)をタップします。

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確認画面が出てきます。OKをタップします。

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この画面が出てきたら購入完了です。この画面をプリントアウトしておきましょう。(私はプリントアウトしたものを回収されたので、控えが欲しい方は2枚印刷しておくと無難です。)

 

受け取り方法

香港国際空港からエアポートエクスプレス乗り場の方へ向かっていくと、こんなカウンターがあります。

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しかし、ここはスルーしてください。奥にエアポートエクスプレス乗り場があるので、そちらに向かってください。

ちなみにエアポートエクスプレスは空港から乗るときは改札はないので、直接乗り場に向かうことになります。

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カウンターのようなものがホームの手前に見えます。ここがTourist Day Passの受け取り口です。

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カウンターにいる方に"I would like a tourist day pass."みたいなことを言いながら、先ほどの印刷した購入画面を渡せば、すぐにパスを発行してくれます。

エアポートエクスプレスは専用のチケットがいりますが、MTRに関しては全線Tourist Day Passで乗車可能です。

入るときは改札でタッチ、出るときはカード挿入口に通す、という手順になります。

 

まとめ

香港のオンラインカード決済は知っているとかなり時間短縮になるのでおすすめです。

また、フリーパスのようなカード決済できる交通パスを持っていると、現地で現金を用意する煩わしさも省けます(キャッシングや両替って手間も手数料もかかりますからね)。

私は1か所をゆっくり見るというよりは、とにかくたくさんの場所を動き回ろう!という旅行スタイルなので、基本的には乗り放題のフリーパスを用意したほうが得という計算に至りました。

こればかりは各々の旅行スタイルによると思うので、私と同じように

・たくさんの場所に訪れたい

・現金を用意するのは損だし面倒だからカードのみで旅行したい

・交通費を気にしたりICカードにチャージするのは嫌だ

という方はぜひフリーパスのカード購入をお試しください!