チャンギ国際空港ターミナル2のプライオリティパスで入れるラウンジの話
こんにちは。こじまです。
先日シンガポールに行った際の旅行記。今回は、シンガポールのチャンギ国際空港について思ったことを書こうと思います。
- チャンギ国際空港
- プライオリティパスの話
- ラウンジ1~THE HAVEN BY JETQUAY~
- ラウンジ2~Ambassador Transit Lounge~
- ラウンジ3~TGM Japanese Korean Cuisine~
- ラウンジ4~SATS Premier Lounge~
- 4つのラウンジのまとめ
- おまけ
チャンギ国際空港
降り立った瞬間ほんのりただよう上品な香水?らしき香りにシンガポールを感じる!
空港は全部でターミナル4まであり、めちゃくちゃ大きい。関空や羽田、成田とは比にならない規模と洗練度合いに度肝を抜かれます。
なんかカビゴンがいる。
航空会社の数がすごい。さすが世界有数のハブ空港ですね。
Fair Price finestというターミナル2にあるスーパー。スーパーゆえ、普通に日本や韓国のお菓子も売っていますが、とにかく安い。ばらまき系のお土産を安く買いたいならここがおすすめです。
cocoa & co,というターミナル2にチョコレート系のお菓子のお店。セールを行っており、マーライオンチョコを3つ購入すると、もう1つつけてくれるサービスを行っていました。私はここでお土産を購入しました。
お土産をどこで買うか迷うと思います。空港より安いところも町中にあるのですが、荷物が増えることや、チョコレート系は溶けることを心配しなければいけなかったりします。
空港でもぼったくり感はまったくない上、上記のスーパーだと町中のスーパーと価格帯は変わらないので、個人的には空港で出国直前に購入でいいと思いました。
プライオリティパスの話
ここからは、チャンギ国際空港のプライオリティパスで入れるラウンジについて紹介します。
プライオリティパスは、世界中の航空会社ラウンジに入れるカードです。無制限に航空会社ラウンジを利用できるプレステージ会員であれば通常年間399$かかります。高すぎますね。
しかし、年間10,800円の楽天プレミアムカードを発行することでこのプライオリティパスのプレステージ会員を無料でゲットできます。年間2回以上海外旅行に行かれる方にはおすすめです。
航空会社ラウンジは、ゴールドカード以上で入れるカードラウンジとは異なり、軽食ビュッフェやアルコール、シャワー等が用意されています。食事代や、へたすれば宿泊費まで浮かせることが可能だと思えば、楽天プレミアムカードの年会費は十分ペイできると思います。
航空会社ラウンジは通常、飛行機のプレミアムエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの乗客、また航空会社の上級会員に向けてつくられていますが、プライオリティパスを発行することでこのラウンジを利用できます。
私自身最近感じましたが、航空会社ラウンジとカードラウンジは雲泥の差です。世界中の航空会社ラウンジを無制限に使える、楽天プレミアムカード付帯のプライオリティパスは素晴らしいです。
以下に、チャンギ国際空港で実際に足を運んだプライオリティパスで入れるラウンジのリポートを書きます。
ラウンジ1~THE HAVEN BY JETQUAY~
ここは、チャンギ国際空港の中で唯一のarrivalラウンジ(到着後に入れるラウンジ)。
ANAの到着するターミナル2からターミナル3のarrival hallに移動。
奥へ進むとPay-per-use Loungeの文字が見えます。
完全に清潔感あふれている。搭乗券とプライオリティパスを見せて、サイン。
「3時間までしか滞在できないよ。」、「ホットミール用意できるから、どれ選ぶかと、食べる時間教えてね。」という声をかけてもらいます。
シュリンプバーガー。パンが固く、味はたいへん微妙。
チキンのミンチとマッシュルームにチーズをのせて焼いたなにか。見た目のわりにうまいっ!
行きも帰りも寄り、この2つをいただきましたが、おそらくホットミールは微妙。
ただ、お願いした時間にしっかり用意してくれるのでgood。
その他のフード&ドリンク。アルコールは有料で、軽いおつまみ、お菓子類、トースト、カップ麺、ジュース類があった。
総じて普通というか評価しがたいフードが多かったなか、異彩を放っていたこちらのフォンダンショコラ。2回寄ってトータル10個くらい食べてしまう、驚異的なおいしさの驚愕しました。超おすすめ。
シャワー。受付にシャワー使いたいって言ったらキーがもらえます。キーのないラウンジが多く、他の方が使用してびしょ濡れのところを使うのが一般的ななか、THE HAVENのシャワーは掃除済み。
水滴1つなく、超快適。ここはホテルか。コンディショニングシャンプーとボディソープ、バスタオル、ミニタオルが用意されていた。
こんな感じの子どもの遊びスペースもある。空港の雑踏のなか、こういうスペースがあると小さな子ども喜ぶと思います。
ランドサイド(制限アリア外)にあるためか、人も少なく快適なラウンジでした。
とにかくシャワールームの快適さが半端ないので、深夜便の出発前や到着後のここに立ち寄るのがいいと思いました。フードは別のラウンジやレストランで済ますべきですが、フォンダンショコラだけTHE HAVENでいただいておくのがbestですね!
ラウンジ2~Ambassador Transit Lounge~
ここは、ターミナル2の制限エリア内にあるラウンジです。出国審査を終えたあと、右側にあるエスカレーターをのぼると見つかります(左側のエスカレーターではたどり着きません)。
エスカレーターをのぼると高級感のある外観でお出迎え。
プライオリティパス、搭乗券を見せ、サインしたあと、目印のシールをもらいました。厳重ですね。
サイズはふつう、全席コンセントありなのがいいですね。
フードはなかなか充実している。作りたてを手渡ししていただける簡単なフードバーもありました。アルコールはなかったです。見ていませんがシャワーもあったようです。
そしてこのラウンジの1番の特徴。ジムがある!なんじゃこりゃって感じですが、案の定誰も使っておらず、独占。マシンはきれいで新しいものが多く、個人的には空港で体が動かせるのはとても良いと感じます!ちなみに受付の人も「お前ジム使うのかよ。」って感じのことを言っていたので、そうとう使う人は少ないのだろうなと思います。
ラウンジ3~TGM Japanese Korean Cuisine~
ここは、出国審査後、すぐ前方左側にあるエレベーターをのぼり、レストランが立ち並ぶ通路を30mほど進んだところにあるラウンジ。
外装は普通のレストラン。
内装も普通のレストラン。
ここ、実は、ラウンジではなくレストラン。ですが、プライオリティパスがあれば、定食(和食)が頼めるんです。
お店の方にプライオリティパスと搭乗券を見せ、サインすると、プライオリティパス保有者専用のメニュー表が渡されます。選択肢は8~10こほどだったように思います。
牛肉の生姜焼き定食。
見た目はめっちゃおいしそう。案の定、日本で食べる味とまったく変わらないです。超美味。揚げ餃子がとりたてておいしかったです。
他にも刺身定食や、焼き魚定食なんかもありました。写真のとおり、無料だからといって、まったく手抜き感はありません。ここもアルコールは有料ですが、食事だけしたいという場合なら間違いなくここを選ぶべきです。
ラウンジ4~SATS Premier Lounge~
ここは、TGMの向かい側あたりにある、大きめのラウンジ。ここが1番混んでいました。
洗練されている雰囲気。
全席コンセント付きのふかふかソファ。
軽食ビュッフェも充実。
ワインやらスミノフやら。全部無料。
名物タイガービールに、日本が誇るスーパードライ。
お酒が好きな方は、絶対SATS Premier Loungeに行くべきです。たぶん半端なく満足できます。
超強力なマッサージチェア。私がこれまで経験した中では断トツで強い圧力をかけてくれるマッサージチェアでした。これのおかげでこの後の飛行機は熟睡できました。
もちろんシャワーもあります。タオルは受付に頼んだらもらえます。
至れり尽くせりのラウンジ。総合力で言ったら4つの中でナンバー1だと思います。
4つのラウンジのまとめ
The Havenは清掃されているシャワーを使えるので素晴らしい。また、到着後に使えるラウンジなので超便利。
Ambassador Transit Loungeはジムがあるので個人的にはとても良い。
TGMは日本食の定食が食べられるのでとてもありがたい。
SATS Premier Loungeはアルコールがあり、マッサージチェアがあり、これといった欠点がなく、総合力No.1です。
好みに合わせて使える4つのラウンジ。
海外旅行好きな方は、楽天プレミアムカードを発行してプライオリティパスで空港で優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
おまけ
MRT(シンガポールの鉄道)の話
ANA等が使うターミナル2を降りると、シンガポールの地下鉄、MRTのツーリストパス=乗り放題券が購入できます。私は3daysのツーリストパスを購入。30$で購入できます。クレジットカードで購入すると、0.5$の手数料がかかります(カード請求代金は日本円で約2,600円でした)。ちなみにJCBとMASTERが対応していました。
30$のうち10$はデポジットなので、最終日に現金として返ってきます。3日間交通費を気にせず、実質20$は安いですね。
ターミナル2を降り、Ticket officeの案内に従い歩きます。普通の券売機ではツーリストパスは売っていません。
シンガポール国籍でない人しか購入できないようでした。
MRTのホームはこんな感じ。全駅、補助扉付きのようでした。安全!
車内。日本と同様、優先座席があり、積極的に座る人はいませんでした。国民性が表れていていいですね。
このMRTで、ほぼほぼシンガポール全域まわることができます。レンタカーや、レンタサイクルの利用は必要なさそうだなと感じました。
空港はなんでもそろっていて、鉄道は国中どこでもMRT。
シンガポールはこれ以上ないほど便利で、圧倒される国でした。
全力でおすすめできます。